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人気がある売れる家の6つの条件!売るためにできるコツを解説

不動産の売却・査定について
公開日: 2024-11-25
最終更新日: 2024-11-25
もくじ

家を売ることは人生でそう何度もありません。

「家を売りたいけどちゃんと売れるのかな?」「家がなかなか売れない…」など、さまざまな悩みが生まれるでしょう。

実は、売れる家と売れない家には大きな違いがあります。

本記事では、売れる家の特徴と、売れない家が持つ課題、そして売れない家を売るための対策について解説します。

スムーズな売却を実現するために、ぜひ最後までお読みください。

売れる・売れやすい家の条件

売れやすい家には共通していくつかの条件があります。

これらの条件が整っている物件は、購入希望者にとって魅力的に映り、売れやすい傾向にあります。

築年数が浅い

築年数が浅い家は買い主にとって魅力的です。

新築同様の設備が整っていたり、最新の建築基準をクリアしているため、安心して暮らせるのがメリットです。

築20年以内の木造住宅、鉄筋コンクリートのマンションでは築25年以内が売れやすいとされています。

また、新しい物件ほどオープンキッチンなど、現代のライフスタイルにあわせた設計がされているため、購入者にとって魅力的な選択肢になります。

リフォームの必要性が低いため、購入後の初期費用をおさえられることも大きなメリットです。

さらに、築20年以内の木造住宅、築25年以内のマンションを購入した場合には、以下の税制優遇を受けられます。

買主にとってもメリットがあるので売れやすくなります。

  • 住宅ローン控除
  • 特定の居住用財産の買換えの特例
  • 登録免許税の税率の軽減措置
  • 相続時精算課税制度の特例
  • 贈与税の住宅取得等資金の非課税制度

利便性に優れている

物件の立地は、家の売れやすさを大きく左右します。

とくに駅からの距離や周辺の交通アクセスがよいことは、購入者にとって大きな魅力となります。

通勤・通学が必要な人々にとって、交通の便がよいことは非常に重要で、物件選びの決め手となることも少なくありません​。

また、周辺に商業施設や病院、学校などの生活利便施設が充実していることも重要な要素です。

これらの条件を満たす家は、売れやすいでしょう。

日当たりがいい

日当たりのよさも重要なポイントです。

南向きの物件はとくに人気が高く、太陽光を十分に取り入れることができることから、健康的な生活環境が整いやすいとされています。

リビングや寝室など人が長時間過ごす部屋の日当たりがよいと、部屋が明るく開放的に感じられるため、魅力的に感じます。

日当たりがよいことで、室内が暖まりやすく暖房費の節約にもつながるほか、湿気によるカビの発生を防ぐ効果もあり、長期的な住環境として優れた印象になります。

駐車スペースがある

駐車スペースの有無は物件の魅力を大きく左右します。

とくに車を所有している世帯にとって、十分な駐車スペースがあることは非常に重要です。

近隣に駐車場が少ないエリアでは、駐車スペースがあるだけで物件の価値が大きく向上します。

また、駐車場が狭かったり、車の出し入れが困難な場合、日常生活においてストレスを感じてしまうほか、そういった物件は購入者から敬遠される傾向があります​。

広々とした駐車スペースを持つ場合、車を使う生活スタイルに対応できるため、魅力的に感じるでしょう。

設備が整っている

家の設備が整っているかどうかも重要な要素です。

快適な生活を送るための設備が整っていると売れやすいでしょう。

たとえば、システムキッチン、浴室乾燥機、床暖房などの設備が充実している家は、日常生活を便利にし快適に過ごせるためより魅力的に感じます。

さらに、インターネット環境の整備や防犯システムの導入がしやすいことも大きなメリットになります。

若い世代やファミリー層にとって理想的な選択肢となりやすいです。

土地・建物面積の広さが適正

土地や建物の広さも、売れやすい家の条件のひとつです。

広すぎず狭すぎない、適正な面積を持つ物件が理想的です。

たとえば、都市部では限られた敷地面積を効率的に利用することが求められるため、コンパクトでありながら機能的な間取りが好まれやすいです。

一方で、郊外や地方都市では少しゆったりとした広さのある家が好まれることもあり、地域に合った適正な広さの物件が売れやすいです。

また、広すぎる土地や建物は、維持管理に費用がかかるため、敬遠されることがあります。

一方で、狭すぎる土地や建物は、将来の家族構成の変化に対応できないと考えられ、マイナスになる場合もあるでしょう。

売れない・売れにくい家の条件

売れない家にも、いくつかの特徴があります。

これらの条件を持つ家は、購入者にとって魅力が乏しく、売却までに時間がかかることが多いです。

ここからは、売れにくい家の特徴とその理由について解説します。

売却希望価格が高すぎる

いくらよい物件でも、売却希望価格が市場価格よりも高すぎると、なかなか買い手は見つかりません。

とくに周辺の相場と比較して明らかに高い価格設定は、購入希望者に敬遠される原因となります。

こういった場合は、不動産会社に依頼して、物件の正確な査定をおこない相場を把握してください。

適正価格を設定することで「売れる家」となる可能性があります。

立地条件が悪い

立地条件が悪い物件も売れにくい傾向があります。

たとえば、交通アクセスが悪い場所や、商業施設や病院などの生活利便施設が遠い場所にある家は不便と感じるでしょう。

また、治安が悪い、周辺に騒音源がある、日当たりが悪い場合、購入者にとってマイナスに受け取られるため、売れにくくなります。

また、近年は地震や洪水など災害リスクが高い地域も売れにくくなっています。

海抜が低く洪水の被害の想定される場所よりも高台の方が売れやすい傾向です。

これらの立地条件が悪い物件は、売却までに時間がかかることが多くなる可能性があります。

物件に劣化や損傷が見られる

物件に劣化や損傷が見られる場合も、売れにくい原因となります。

外壁のひび割れや屋根の破損、窓枠の劣化など、目に見える部分に問題があると、購入者はその修繕費用や手間を考えます。

とくに雨漏りやシロアリ被害が見られる物件は、購入希望者にとって大きな不安材料となり、敬遠されがちです。

また、内部の老朽化も問題です。たとえば、水回りや電気設備の故障、フローリングや壁紙の傷みが進行していると内覧者に悪い印象を与えます。

このような物件は、購入後にリフォームや修繕が必要になることが多いため、価格交渉で大幅な値引きを要求されるかもしれません。

築年数が古すぎる

築年数が古い物件は、現代の生活スタイルやニーズに合わないことが多く、売れにくい傾向があります。

たとえば、1981年以前に建築された物件は旧耐震基準に基づいているため、地震に対する耐性が低いと見なされることがあり、耐震性を重視する方に敬遠されがちです。

また、築年数が古いと建物そのものの価値が低下し、耐用年数を超えると資産価値がゼロになることもあります。

これにより、土地の価値のみで評価されることが多く、建物自体の魅力が乏しくなります。

こだわりが強いデザイン性のある物件

デザインに強いこだわりを持つ物件は、一般的には売れにくい傾向があります。

建築主の個性が強く反映された外観や内装は、人によっては魅力的に感じる一方で、万人受けするとは限りません。

とくに奇抜な色彩や特殊な間取りなどは、多くの購入者にとって使い勝手が悪いと感じられ、敬遠される可能性があります。

また、リノベーションが困難な場合や、改装に多額の費用がかかると判断された場合、購入者が見つかりにくくなります。

このような物件を売却する際は、価格を大幅に下げるか、リフォーム前提での提案をする必要があるかもしれません。

売れない家を売るためにできること

なかなか売れない家でも、諦めるのではなく、適切な対策を講じることで売却できる可能性があります。

ここでは具体的な対策を紹介します。

売出し価格の見直し

前述しましたが、売れない理由のひとつに、価格設定が適切でない場合があります。

市場の相場に合わない高すぎる価格設定のため、購入者を遠ざけている可能性があります。

まずは、不動産会社に依頼して、物件の正確な査定をおこないましょう。

複数の業者に査定を依頼し、適正価格を見極めることが重要です。

価格を下げることで、購入希望者の関心を引くでしょう。

また、価格を見直す際には、タイミングも考慮する必要があります。

不動産市場には、物件が売れやすい時期と売れにくい時期が存在します。

たとえば、転勤や進学のシーズンは購入希望者が増えるため、この時期にあわせて価格を見直すのもひとつの方法です。

修繕やリフォームを検討する

物件の劣化や損傷が原因で売れない場合、修繕やリフォームを検討することが有効です。

とくに目立つ部分の修繕をおこなうことで、物件の第一印象を大きく改善できます。

たとえば、外壁の塗装をし直したり、キッチンやバスルームなどの水回りの設備を更新したりすることで、購入者に「すぐに住める家」という安心感を持ってもらえるでしょう。

買取業者に依頼をする

どうしても売れない場合は、買取業者に依頼することも検討しましょう。

急いで売却したい場合や、物件の状態が悪くて一般の買い手が見つからない場合に有効です。

再建築不可物件や訳あり物件など、一般の購入者には敬遠されがちな物件でも、買取業者であれば買い取ってくれるケースがあります。

ただし、買取価格は市場価格よりも低く設定されることが多いです。

時間に余裕がある場合は、まずは修繕や価格の見直しを検討し、それでも売れない場合に買取を検討するのがよいでしょう。

まとめ

売れる家と売れない家には明確な違いがあり、売却を成功させるためにはその違いを理解し、適切な対策を講じることが必要です。

築年数や立地条件、設備の充実度など、購入者が重視するポイントをおさえ、価格設定や物件の状態を適切に整えることで、売れやすさが格段に上がります。

また、売れにくい物件でも、修繕やリフォーム、買取業者の活用などの手段を用いることで、売却することが可能です。

まずは、不動産業者に相談してみましょう。

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